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【新型車】トヨタ ライズとは?

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みなさんこんにちは!

昨日11月5日にトヨタ自動車から「ライズ」という新型SUVが発売されました!

今回はこのライズについて紹介していきたいと思います。

ライズとは?

トヨタからデビューした新型コンパクトSUV 

先日発表・発売となったトヨタ ライズ。

トヨタではランドクルーザーをはじめ、RAV4C-HRと言った多くのSUVがラインナップされていますが、その中でもライズは最も小さいサイズとなるSUVです。全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mmと5ナンバーサイズに収まる大きさ。

製造はダイハツにて行われ、トヨタOEM供給という形でライズを販売しています。ダイハツではロッキーという名前で発売されましたね!

これまでのトヨタから発売された小型SUV

ライズが発売される以前にも、トヨタでは5ナンバー枠のサイズに収まる小型SUVのモデルがありました。

まずはこれ。

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キャミというクルマです。

キャミは1999年~2005年にかけて販売されていたモデルです。

次がこちら。

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ラッシュというモデル名のクルマです。

ラッシュはキャミの生産が2005年に終わった後、2006年から2017年にかけて販売されていたクルマです。

ちなみにキャミもラッシュもダイハツにて製造が行われ、トヨタOEMとして供給されていたモデルです。ダイハツではキャミがテリオス、ラッシュがビーゴという名前で販売されていました。

つまり、今回発売となったライズはこのキャミやラッシュの流れを汲んだモデルで、実質的な後継車ともいえるクルマなんですね。

ライズを見てみよう!

外装

コンパクトながらしっかりとSUV感のあるフォルム

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四角基調のボクシーなデザインで、SUVらしいゴツさをしっかり感じられますね!

同じトヨタハリアーC-HRがどちらかといえばシティ派なイメージが強いのに対し、ライズはRAV4にも通じるものがあるアウトドアな雰囲気が漂います。

大きく台形に開いたメッシュのグリル部分がいいアピールポイントになっていると思います!また最上位グレードのZでは2トーンカラーも選択でき、それもいいアクセントになるのではないのかなと思います。

小さなサイズながら、しっかりとSUVのテイストが感じられて◎ですね!

運転もしやすいパッケージング

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角ばったボディのデザインは各部の見切りが良く、車体間隔のわかりやすさにも寄与していると思います。コンパクトなボディ、SUVならではの視点の高さもプラスとなって運転のしやすいクルマでもあるのではないでしょうか。

内装

シンプルだが所々アクティブさも感じられるインテリア

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インパネ周りに関しては特段目立つデザインや加飾はありませんが、むしろシンプルで機能性に優れているのではないでしょうか?ただグローブボックスやダッシュボード下部はいかにもプラスチックといった形で若干チープさは感じてしまいます。

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シート生地は度のグレードもファブリックですが、表皮の模様がテトラポッドのような面白いデザインですね!G以上のグレードだとシートの淵部分がレッドパイピングになったり、シフトパネル横のポケット部分が赤くなったりとそれもいいアクセントになってますね。

コンパクトSUVトップクラスの荷室容量とシートアレンジで長尺物も積載可能

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このクラスのSUVの中では比較的大きく容量を持たせたラゲッジルームにより、積載性にも優れています。どうしてもデザイン重視でラゲッジの実用性がイマイチなクルマが多いこのクラスではありがたい点ですよね。

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シートアレンジ次第で長い物も詰めるので、キャンプやBBQをする機会の多いアウトドア派なユーザーにも嬉しいユーティリティの高さを兼ね備えています!

ディスプレイオーディオはメーカーオプションで装備可能

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最近発売されたクルマでは従来のナビゲーションシステムではなく、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオを採用する車種が増えてきました。

ライズは全グレードでオーディオレスが標準となり、メーカーオプションでディスプレイオーディオの設定とがなっていますので、必須オプションと言っても過言ではないでしょう。

TOYOTASmartDeviceLinkでLINEカーナビが利用可能な他、AppleCarPlayとも連携が出来るようです。 

安全装備

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ライズはダイハツにて製造を行っているため、TOYOTA Safety Senseではなくスマートアシストが安全装備として搭載されます。ベースグレードのX以外で標準装備となり、その中でもグレードによって搭載機能の差異はありますが、衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能といった基本的な機能に関しては共通となります。

燃費は?

コスト面で気になる燃費ですが、WLTCモード(日常ユースに最も近いメーカー公表値)で18.6km/l(2WD車)となっていますので、街乗りでの実燃費は概ね16~18km程度といった所でしょうか。高速道路での定速走行で長距離ドライブ等といったパターンでは20km/l超えも可能かと思われます。

価格は?

車体価格は一番安価なXの2WDで約168万円、最も高価なZの4WDで約228万円となっています。SUVとなるとどうしても車体価格が200万円以上という値段設定のクルマが多い中で、ライズはリーズナブルな価格設定とも言えます。

納期は?

デビューしたばかりのモデルですので、長期的な納期となる可能性があります。

恐らく2019年11月現在に契約したとしても年明けとなることは間違いないでしょう。

場合によっては半年~それ以上の納期が掛かるかもしれません。

まとめ

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トヨタとしてはラッシュ以来となる5ナンバーサイズのコンパクトSUV、ライズ。

SUVながらもコンパクトで運転のしやすいデザイン、逆に小さいサイズながらも優れた実用性も兼ね備え、様々なユーザーにオススメ出来るモデルなのではないかと思います。

SUVのワイルドな見た目が好き!でも運転は苦手…」という女性の方や初めてクルマを購入される若い方で「SUVが欲しいけど、購入のコストをなるべく抑えたい」といった方にも、車体価格がSUVの中ではリーズナブルで1Lという排気量のおかげで維持費も抑えられるという点では候補に入れて頂きたい一台です。

是非、ライズの購入を検討されている方や興味を持っている方の参考になれば幸いです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!